【独立系・系列系・自社ビルメンの昇給】春闘やベアなどと縁のなかった独立系時代

とある自社ビルメン員の昇給

もうすぐ4月、定期昇給の季節ですね。

そして春闘もヤマ場となります。

ビルメーンの会社も組合の方たちが頑張ってくれているようです。

 

会社の回答次第ですが、ビルメーンは定期昇給とベースアップを合わせて今年は約8,000円の昇給となりそうです。

 

金額的にはわずかですが、毎年必ず昇給した上にベースアップまでしてくれるのは嬉しいですね。 

夢も希望もない独立系時代の昇給

独立系の設備管理会社に所属していた十数年間ですが、定期昇給?勿論ありませんでした。

 

先輩たちに聞いても、間違いなく30年近くありません。

 

定期昇給、ましてやベースアップなど夢のまた夢です。

 

ビルメーンは昇格して少し給与が上がりましたが、ほとんどの人が昇格できませんので20年以上同じ給与のまま、それどころか様々な手当を減らされて1年目よりどんどん年収が下がっていくなんてことが独立系時代は普通でした。

 

またいつか記事にするかもしれませんが、ある時お誘い頂いた会社は独立系でしたが定期昇給が2,000円程度あるという事でしたので、独立系のビル管理会社だからと一括りには勿論出来ないのは実体験からも承知しています。

 独立系ビルメン時代は給与交渉をしたことも

独立系時代10年近く定期昇給がないため、ある時本社の人事に昇格以外でももっと給料を上げてくれないかと聞いたことがあります。

その時の答えが

「大義名分がない!!」との事でした。

なんのこっちゃ…。

ビルメーンのいた独立系ビルメンの学校の募集覧には定期昇給年1回、賞与5カ月とウソばかり記載されているので新卒者からクレームが来たことがあったそうです。

その時の答えが

「本当のこと書いたら誰も来ないだろ!!」

と…糞ブラックやな。

系列系の昇給

独立系ビルメン時代に系列系から転職してきた人も結構いたので話を聞いていると、こちらはほぼ例外なく定期昇給はあったようです。

2,000円〜5,000円の間で集中していた記憶があります。

 

やはり系列系は福利厚生やボーナスもですが、親会社があるのでブラックにはなりにくいのですね。

 

最後に

社会に出てから30歳過ぎまで、昇給するのが普通ということを知らなかったビルメーン。

給与交渉時の人事の一言がきっかけで、「ならば俺は1年目以上の仕事をする大義名分がない!!」とみんなに嫌われようが何しようが好き放題に仕事中に遊ぶ事ができました。

 

はい、同僚たちにもメチャクチャ嫌われてたと思います。

 

そのおかげで自社ビルメンになれたんで結果オーライです。

 

おわり