【ビルメンも楽じゃない】オーナー施設担当者に言われた「自分、ムリ多いな!」

 

オーナー側の厄介な担当者実例

独立系ビルメン時代、契約範囲外の仕事を平気で言ってくるビルの施設担当者が居ました。

 

安い金額で請け負っているのに、さらに無料サービスを望みやがって…。

そんな要求ビルメーンはもちろん聞きません。

なのでオーナー側からはとっても嫌われていたはずです。

 

ていうか好き放題するせいで同僚からも多分嫌われていたので、今思えば悲しい独立系時代ですね。

 

泣けてきます…嘘ですけど笑

 

担当者の要求その1・立体駐車場の留守番

これは会社を通じて断りました。

ビルメーンがやりたくなかったので、断るように持っていきました。

多分、その現場の同僚達は上司の意向で断ったと思っているはずです。

 

会社の営業とビル担当者とのやり取りです。

 

会社「うちの社員が立体駐車場の管理をさせられているとお聞きしたのですが」

 

担当者「うん、警備員の休憩中に代わりをしてほしい」

 

会社「手違いで車を破損させてしまってはいけないので出来ません」

 

担当者「保険に入っているから大丈夫」

 

会社「そういう問題ではありません、社内で事故扱いとなってしまいますので出来ません」

 

担当者「お前ら普段はなかなか来ないくせにこんな時だけ早いな!もうええわ」

 

あざーす!

別途料金貰えるんならいくらでもやりますけどね!

どうせお金は払いたくないでしょ?だからやりません! 

担当者の要求その2・動物の死体処理

ある日、ビルマルの室外機置き場に行くと猫の死骸がほぼ腐乱状態で見つかりました。

 

これ、警備員さんに言うとやってくれちゃうので申し訳ないんです。だって警備さんの仕事じゃないもん。

 

なので警備員さんには言わないでその担当者へ報告しました。

 

担当者「敷地内だとこっちで処理せんとダメやから道に捨てといて」

 

さすがクソ。やっぱり回答もクソです

 

ビルメーン「無理です」

 

担当者「自分、ムリ多いなー!」

 

はあ?

 

ビルメーン「何がですか?」

 

担当者「いつもあれがムリこれがムリと色々や!」

 

ビルメーン「そうですかね?」

 

担当者「俺は昔からずっとやってたんや、これくらいやれや!」

 

誰がやるかボケ!!

 

ビルメーン「いやー、出来ません」

 

担当者「ええわ!俺がやるわ!!」

 

おもしろいんで覗きに行くと、やはり自分でやらずに後輩にやらせていました。クズです。

 

担当者の要求その3・備品の値切り

コンセントや電球などのひとつひとつの備品すらネット最安値で探させて、経費削減アピールを上司にしたいクソ担当者でした。

ビルメンを自分の部下と勘違いしてるんでしょうね。

 

請負契約なんだから指示をするな指示を!!

偽装請負じゃろうがい!!

 

★偽装請負とは

書類上、形式的には請負(委託)契約ですが、実態としては労働者派遣であるものを言い、違法です。

 

★請負と労働者派遣の違いとは
請負とは、「労働の結果としての仕事の完成を目的とするもの(民法)」ですが、派遣との違いは、発注者と受託者の労働者との間に指揮命令関係が生じないということがポイントです。

 

★労働者の方から見ると

自分の使用者からではなく、発注者から直接、業務の指示や命令をされるといった場合「偽装請負」である可能性が高いと言えるでしょう。

 

★偽装請負は…

労働者派遣法等に定められた派遣元(受託者)・派遣先(発注者)の様々な責任が曖昧になり、労働者の雇用や安全衛生面など基本的な労働条件が十分に確保されないという事が起こりがちです。

 

参照:東京労働局ホームページ

 

そして自社ビルメンの怖さ 

これ、自社ビルメンに応募するなら覚悟しておいたほうがいいと思うのですが、契約範囲外という言葉が使えなくなります。

 

ビルメーンは仕事内容を見てから転職したので大丈夫でしたが、今後はもしかしたら何をさせられるか分かりません。

 

草むしりとか警備員さんみたいな仕事…まあ断るね。

これは性格ですね。

ビルメーンは請負だろうが自社ビルだろうが嫌な仕事は断ります。

 

絶対的な業務命令を受けたことがないので分からないですが…。

 

もし今後自社ビルメンになりたい方で、断りにくい性格だなと自覚している方はお気をつけ下さい。

 

おわり