【実話】金の亡者と言われました

金の亡者に同族嫌悪されました

もう数年前の話なんですが、近所に男性オーナーが1人でやられている美容室がオープンしたので行ってみることに。

話を聞くと、ご両親が経営していた美容室兼自宅を改装してもらって独立したそうです。

 

年齢もビルメーンと1歳違いで応援の意味も込めて通うことに。

 

そして数回通ってみて、まあそれなりに良かったので妻も行くことに。

 

そこでの妻と美容室オーナーの初対面でのやり取り

 

「主人がお世話になっています。ビルメーンの妻です」

美容師「あー!あの金の亡者の!!」

「爆笑」

 

そんな会話があったことを、帰ってきた妻が大笑いしながら私に伝えてきました。

 

誰が金の亡者じゃーい!笑

 

俺のイメージそれ?てか普通思ってても口に出す??

 

これ、ビルメーンの妻が寛容なので笑い話ですが、怒る人もいると思うんです。

絶対に客商売向いてないよね。

思い当たる節は… 

「ねえねえ、ちなみにお金の話とか美容室でしてるの?」

 

ビルメーン「いや、した記憶ないけどな〜」

  

…ん?…もしかして…あれか!?

 

当時独立系ビルメン会社に勤めていたビルメーンは株式投資と不動産投資以外に、開業届を出して事業をしていました(現在は家族と過ごす時間を少しでも増やす為、大幅縮小しています

 

副業というか兼業ですかね。

給与収入より事業収入が圧倒的に多かったので、文句あるならビルメンの方を辞めるよって感じでしたし、上司はもちろん黙認でした。

 

そして妻を紹介するちょっと前に美容室に行ったのが、自営の仕事の帰りだったのです。

 

で、髪を切ってもらっている時の会話で

 

美容師「さっきのあれ、ビルメーンさんって何か副業してるんですか?」

ビルメーン「ああ、はいちょっとだけですよ」

美容師「ちなみにあれって一回どれくらい儲かるんですか?」

ビルメーン「え?あれは〇〇万円くらいです」

美容師「そうなんですねー」

 

これだけ!!

 

別に聞かれたから答えただけやないか!

そして数年後

その後も特に気にせず通っていたのですが、ビルメーンが直接言われることはなく何だったんだろうなと思いながら数年経ったある年末、競馬の話になりました。

 

美容師「年末は有馬記念ですねー!ビルメーンさんは競馬とかするんですか?」

ビルメーン「昔は大好きでよくやっていました」

美容師僕ね、競馬場に友人達といった時に全員負けまくって交通費だけしか残してない状況で、僕だけ最終レース勝ったんでトイレ行くフリして払い戻しに行きましたよー

ビルメーン「そうなんですかー」

美容師だって、勝ったってバレると奢らされる可能性あるでしょ?

ビルメーン「ああ、確かにそうですね」

美容師「ビルメーンさんは自分だけ勝ったときってどうしてます?」

ビルメーン「普通に勝ったのを伝えて奢っちゃいますねー。みんなそんな感じなんで」

美容師マジっすか!金の亡者ですやん

ビルメーン「そうですか?」

美容師いやー!ビルメーンさんメチャクチャ金の亡者ですわー。ヤバイですよ!

 

ん?

この人がケチなのは分かったが、俺が金の亡者と言われるポイントがイマイチ理解できない…

 

てか金の亡者の意味を知らない?

いや、今までの会話から頭が良さそうには見えないが、そんな難しい言葉でも無いよね。

 

美容室の開業準備を全て親にしてもらい、競馬で勝ってもコソコソ隠れて換金するようなタイプのこのオーナーからすると、ビルメーンは金の亡者に思えるんですかね?

 

えと…オメーの方が金の亡者だろ!とは大人なんで言いません。

 

その後もしばらくは通っていましたが、経営が軌道に乗るとシャンプーやカットも手抜きになってきた割に、料金がほかの美容室より高額なので行かなくなりました。

 

以上、金の亡者に同族嫌悪されちゃった話でした!

 

おわり